【わかりやすい】副業ライターのための確定申告のロードマップ

確定申告ってどうしたらいいの?

何から手を付けていいかわからない!

確定申告に向けて何を準備したらいいか悩んでいませんか?

「めんどくさい」「できない」と思っている方も多いでしょう。

しかし、確定申告をすると税金が戻ってきたり、1年の成果を確認できたりとメリットもあります。

そこで今回は、具体的に確定申告をするためのステップを紹介します。

この記事のゴール
  • 確定申告書を作って提出できる!

確定申告で迷子になっている方は、記事を参考にしてください。

目次

副業ライターの確定申告【準備編】

副業ライターが確定申告をする場合、以下の準備が必要です。

確定申告は、下準備が大事。

しっかり準備をすることで、スムーズに確定申告を終えることができます。

帳簿を作る

ライターの収入と経費は、帳簿をつけて管理します。

帳簿の作り方は主に3通り。

会計ソフト(クラウド型)
Excelやスプレッドシート
ノートに手書き

それぞれのメリット・デメリットをまとめました。

会計ソフト(クラウド型)

会計ソフトは、確定申告までワンストップでできるため非常におすすめです。

個人事業主やフリーランスの方は、クラウド型を選ぶとよいでしょう。

クラウド型の特徴
  • パソコンの機種に問わず利用できる
  • 初期費用が安い
  • 操作がカンタン

おすすめの会計ソフトについてはこちらを参照ください。

メリット
・簿記の知識がなくてもカンタンに帳簿が作れる
・確定申告までワンストップ
・青色申告の場合、65万円控除を狙える

デメリット
・費用が発生する
・クラウド型はインターネット環境が必要

ライター業は、せどりなどと比べて取引件数は少ない業種。

複雑な取引も少ないためクラウド型の会計ソフトで対応可能です。

Excelやスプレッドシートでまとめる

費用を押さえたい方は、Excelやスプレッドシートでまとめましょう。

メリット
・副業レベルなら十分
・コストがかからない

デメリット
・入力・転記ミスに気づきにくい
・簿記やExcelの知識がないと、65万円控除はねらいにくい

とりあえずExcelでまとめて、取引件数や規模が増えてきたら会計ソフトに乗り換えるという方法もよくあります。

会計ソフトのサイトではテンプレートを配布しているので参考にしてみてください。

弥生会計の無料テンプレート

マネーフォワードの無料テンプレート

ノートに書く

ノートに手書きはおすすめしません。

時間がかかる上に、ミスが起こりやすいからです。

手書きはやめて、パソコンで管理しましょう。

確定申告が必要か判断する

確定申告が必要かどうかは所得で決まります。

副業ライター:所得が20万円以上
専業ライター:所得が58万円以上

所得とは、収入から経費を引いた金額です。

所得を確認して、確定申告が必要かどうか判断してください。

必要な書類を準備する

必要な書類入手方法
確定申告書、決算書(または収支内訳書)税務署、国税庁HP、会計ソフトに内蔵
マイナンバーカード
源泉徴収票クライアント
帳簿
控除証明書保険会社、ふるさと納税など

スムーズに申告できるよう、手元に上記の書類を準備しましょう。

副業ライターの確定申告【実践編】

準備ができたら、いよいよ確定申告実践編です。

ステップ1:決算書(収支内訳書)を作る


青色申告の方は青色申告決算書、白色申告の方は収支内訳書を作りましょう。

これは、ライターとしての1年間の成績表を作る作業です。

帳簿を元に、売上や経費を記入します。

会計ソフトを利用している場合は、自動的に数字が反映されるため作業がグッと楽になるでしょう。

会計ソフトを使用していない場合は、国税庁の確定申告書等作成コーナーの活用がおすすめ。

画面の指示に従って数字を入力できるため、初心者の方でも取り組みやすい仕組みです。

ステップ2:申告書を作る

決算書(収支内訳書)ができたら、それを元に申告書を作成します。

紙に転記する場合は、国税庁の「所得税及び復興特別所得税の確定申告の手引き」を見ながら書きましょう。

国税庁の「確定申告書作成コーナー」や会計ソフトで決算書をすでに作成している場合、数字が申告書に反映されるため作業が楽になります。

画面の指示に従って、その他必要な情報を入力していきましょう。

ステップ3:提出する

確定申告書を作成したら、3月15日までに管轄の税務署に提出しましょう。

提出方法は3つあります。

確定申告書の提出方法
  • 窓口
  • 郵送
  • 電子申請(e-Tax)

期限を超えて提出した場合、罰金や延滞税が発生する可能性があるので気をつけましょう。

確定申告でよくある質問

確定申告でよくある質問をまとめました。

源泉徴収票は確定申告でつかう?

源泉徴収票は確定申告で必要です。

ライターの報酬からは、税金が引かれている場合があります(源泉税といいます)。

源泉税は、確定申告をすると返ってくるかもしれません。

確定申告書に源泉徴収の情報を入力する欄があるので、もれなく書きましょう。

税金を払いすぎてい場合、戻ってきますよ〜!


おすすめの会計ソフトは?

おすすめの会計ソフトは「やよいの青色申告オンライン」「マネーフォワード」「Freee」の3つです。

それぞれの特徴は以下のとおり。

スクロールできます
商品特徴価格(年払)
やよいの青色申告サポートが手厚い12,980円〜
マネーフォワードクレカや口座連携が便利11,800円〜
Freee初心者向け12,936円〜
※料金は税込です

ライターとの相性が良い会計ソフトは「マネーフォワード」です。

経費の自動仕訳やレシート読み取りが使えるので作業が楽になります。

まとめ

確定申告は、前準備がとても大事です。

とくに、帳簿の作成は時間がかかるのでコツコツ取り組むことが大事です。

会計ソフトを利用するとよりスピーディーに帳簿を作成できるので、導入を検討してみてください。

また、源泉徴収票など必要な書類についてはわかりやすいように一箇所にまとめておきましょう。

確定申告は期限が決まっています。

しっかり準備してスムーズに終わらせましょうね!

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