【個人事業主】Webライターは税金貧乏になりやすい?稼いでいるのにお金が残らない原因と対策


頑張って仕事をしているのに、なぜかお金が残らない・・・
収入が増えてきたライターは、こんな違和感を覚えませんか?
原因は、税金やお金の仕組みを知らないからかもしれません。
個人事業主のWebライターは、税金や社会保険料を後からまとめて支払います。
また、経費も少ないため、気づかないうちに「税金貧乏」に陥りやすいです。
この記事では、税金貧乏を脱却するために今日からできる対策を紹介します。
【結論】Webライターが税金貧乏に陥る理由とは?


Webライターが税金貧乏に陥る原因は、税金やお金の仕組みにあります。
まずは税金貧乏になる理由を知りましょう。
「稼いでも手元に残らない」税金貧乏の実態



稼いでるのに、通帳の残高が思ったより増えないなあ・・・
税金貧乏とは、売上や収入は増えているのに、税金や社会保険料の支払いによって手元のお金がほとんど残らない状態を指します。
Webライターの場合、月々の売上は翌月までには入ってきます。
なので「稼げている感覚」はあるのではないでしょうか?
一方で、確定申告後や住民税の通知が届いたタイミングで、はじめて負担の重さに気づきます。
会社員であれば、所得税や社会保険料は毎月の給与から天引きされますが、個人事業主のWebライターはそうではありません。
税金貧乏にならないためにも計画的な貯蓄や売上管理などの対策が必要です。



税金は後からまとめて払わないといけない。
貯蓄ができていないと「一気にお金が出ていく」ように感じるかも・・・
経費が少ないWebライターの税負担の現実
Webライターは、他の業種と比べて経費が少ない仕事です。
自宅でパソコン1台あれば始められる反面、仕入や設備費、給与賃金といった大きな経費が発生しにくいという特徴があります。
その結果、売上から差し引ける経費が少なくなり、課税対象となる所得が大きくなりやすいのです。
所得が大きくなれば、所得税や住民税も増えていきます。
さらに、「経費にしていいのかわからない」「面倒だから計上していない」といった理由で、本来は経費にできる支出を見落としているWebライターも少なくありません。



経費が少ない上に、経費モレが重なると税金が高くなります。
個人事業主が税金貧乏になる主な原因


Webライターに限らず、個人事業主として働く以上、税金や社会保険の仕組みは避けて通れません。
個人事業主が税金貧乏になりやすい原因を深掘りしていきましょう。
経費にできる支出を見落としている
経費はモレなくまとめましょう。
税金は、売上ではなく所得(売上−経費)に対してかかります。
正しく経費を計上すると所得を減らせます。
Webライターの場合、書籍代や取材費、通信費、仕事用ツールの利用料などが代表例です。
さらに、家賃や水道光熱費も按分すれば一部経費にできます。
按分とは仕事とプライベートのお金を割合で分けることです。



仕事用だと断言できる支払いは、しっかり経費扱いにしましょうね!
お金の管理が適当
税金は、確定申告後にまとまった金額を一度に支払うことがほとんどです。
あなたは、納税分の資金を貯金できていますか?
生活費とは別に管理しないと、納税時期に「こんなに払うお金がない」と慌ててしまいます。
日々の生活費とは別に税金支払い用の準備金をしっかり管理しておきましょう。
累進課税で「収入アップ=税率アップ」
日本の所得税は、稼げば稼ぐほど税率が上がる累進課税という仕組みです。
| 課税される所得金額 | 税率 | 控除額 |
|---|---|---|
| 1,000円 から 1,949,000円まで | 5% | 0円 |
| 1,950,000円 から 3,299,000円まで | 10% | 97,500円 |
| 3,300,000円 から 6,949,000円まで | 20% | 427,500円 |
| 6,950,000円 から 8,999,000円まで | 23% | 636,000円 |
| 9,000,000円 から 17,999,000円まで | 33% | 1,536,000円 |
| 18,000,000円 から 39,999,000円まで | 40% | 2,796,000円 |
| 40,000,000円 以上 | 45% | 4,796,000円 |
たとえば、案件単価が上がったり、仕事量が増えたりすると、「頑張った分、税金も一緒に増える」という状態になります。



そういえば今年は収入が大きく増えたけど税金も一気に増えたかも・・・・



いっぱい稼いだ分、税率も上がったのかもしれませんね!
社会保険料が全額自己負担



想像以上に税金でお金が出ていくなあ・・・
個人事業主になると、国民健康保険料や国民年金は全額自己負担になります。
会社員であれば、社会保険料は会社と折半されますが、個人事業主にはその仕組みがありません。
しかも、国民健康保険料は前年の所得をもとに計算されるため、「去年は稼げたけど、今年は少しペースを落とした」という場合でも、負担が重くなります。



「国保の支払いがきつくて・・・」と悩む個人事業主をたくさんみてきました。
青色申告の節税制度を活用していない
個人事業主には、青色申告という節税に有利な申告制度があります。
青色申告を選ぶことで、最大65万円の控除が受けられるなど、税負担を大きく減らせる可能性があります。
しかし、手続きが難しそう、帳簿が面倒といった理由で、白色申告のままにしている人も少なくありません。
制度を知らない、または後回しにしているだけで、本来払わなくていい税金を払ってしまっているケースも多いです。
税金貧乏をさける具体的な節税対策


税金貧乏になる原因は、お金の流れを知らないまま働いているためです。
税金貧乏を避けるための具体的な節税方法を4つ紹介します。
経費をもれなく正しく計上しよう
節税の基本は、経費を正しく計上することです。
仕事に必要な支出をモレなく拾いましょう。
Webライターがよく使う経費は以下のとおりです。
- 仕事用のパソコンや周辺機器
- 書籍代、資料代
- 取材や打ち合わせの交通費・カフェ代
- インターネット通信費(仕事で使用した分)
次のような支出は経費にできないため注意しましょう。
- プライベートな旅行
- カフェで作業したときの昼食代
- 自宅で作業する場合の家賃や水道光熱費の全額
「これは経費にしていいのかな」と迷う支出は、一度立ち止まって確認しましょう。



経費を正しく計上するだけでも、税負担は大きく変わります。
▼経費について詳しく知りたい方はこちらもあわせて読んでみてください!


毎月の収支を把握し納税用口座を分けよう
税金で困らないためには、納税用のお金を別に管理しましょう。
おすすめなのは、売上が入った時点で、一定額を納税用口座に移しておく方法。
たとえば、「売上の20〜30%は税金用」と決めて分けておくと、支払うときに慌てることがなくなります。
口座を分けるだけでも、資金管理はぐっと楽になります。
青色申告65万円控除や家族給与を活用しよう
青色申告は、個人事業主にとって非常に有利な制度です。
条件を満たせば、最大65万円の控除を受けることができるからです。
また、家族に仕事を手伝ってもらっている場合、青色事業専従者給与として給与を支払うことで、その金額を経費として計上できるケースもあります。



でも帳簿が大変そうだよね?



節税効果を考えると、検討する価値は十分にあります!
制度を理解しておくことが、税金貧乏回避への近道です。
無駄な支出を減らし、むやみな節税は避けよう
節税を意識しすぎるあまり、「経費にするために無理に買い物をする」ような状態は良くありません。
本来、経費は仕事に必要な支出です。
不要な出費を増やしてまで税金を減らすのは、本末転倒。
無理のない節税を続けることが、長く安定して働くために重要です。
Webライターにおすすめの節税制度


日々の経費管理や申告方法を見直すだけでも税負担は軽くなりますが、制度そのものを活用する節税も検討してみましょう。
iDeCoで老後資金を積み立てよう
iDeCo(個人型確定拠出年金)も、節税効果の高い制度のひとつです。
掛金は全額所得控除になり、運用で増えた利益も非課税で積み立てられます。



いきなり高額から始めるのは不安だな・・・



iDeCoは月5,000円から始められます。
少額から無理なく始めましょう!
将来のための資産形成と、今の税負担軽減を両立したいWebライターに向いています。
ふるさと納税を活用しよう
ふるさと納税は、実質2,000円の負担で、住民税や所得税の控除を受けられる制度です。
返礼品として日用品や食品が届くため、「節税しながら生活費を抑えられる」という実感を得やすいのも魅力です。
限度額を守れば、無理なく取り入れられる制度なので、税金対策の入り口として活用できます。
小規模企業共済で退職金を準備しよう
小規模企業共済は、個人事業主のための「退職金制度」です。
毎月積み立てた掛金は、全額が所得控除の対象。
将来のためにお金を積み立てながら、今の所得税・住民税も減らすことができます。
「老後資金が不安」「貯金がなかなかできない」というWebライターにとって、節税と将来対策を同時にできる心強い制度です。
まとめ:賢く節税して税金貧乏から脱却しよう
Webライターが税金貧乏にならないために大事なことは以下の4つです。
- 経費を正しく計上する
- 納税資金を事前に確保する
- 青色申告などの制度を活用する
- 使える節税制度を無理なく取り入れる
基本を押さえるだけでも、「稼いでいるのにお金が残らない」状態から抜け出しやすくなります。



仕組みを理解し、賢く節税ていきましょう!
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