freeeで青色申告するやり方【ライター・副業向け完全ガイド】

「freeeで青色申告って、結局何をどこから始めればいいの?」
freeeを使えば簿記ゼロでも青色申告ができる、と聞いて始めたものの、画面の多さに戸惑う方は多いです。65万円控除を取りこぼしたくないし、期限にも間に合わせたい。不安な気持ち、よくわかります。
この記事では、フリーランス・副業ライターがfreeeで青色申告を完了させる手順を、事前準備から電子申告・納税まで画面の流れに沿って解説します。

スマホだけで完結するルートもあるので、忙しいライターさんも安心してください。
【結論】freeeの青色申告は「ウィザードに沿って答えるだけ」で完成する
freee会計の青色申告は、「確定申告書類の作成」メニューで質問に答えるだけで申告書が完成します。簿記の知識がなくても、画面の案内通りに進めれば迷いません。
大きな流れは「事前準備→日々の取引登録→申告書作成ウィザード→e-Tax送信→納税」の5ステップ。慣れれば2〜3時間で終わる作業です。
- STEP1:事前準備(開業届・青色申告承認申請・マイナンバーカード)
- STEP2:freeeに口座・カードを連携し、取引を登録
- STEP3:確定申告書類の作成ウィザードで質問に回答
- STEP4:e-Taxで電子申告
- STEP5:納税(口座振替・クレカ・コンビニなど)



ステップごとに、つまずきやすいポイントも含めて丁寧に見ていきましょう。
\ 簿記がわからなくてもOK!/
65万円控除を取るために押さえる3条件
青色申告には55万円控除と65万円控除があります。freeeを使うなら65万円控除を狙うのが基本なので、要件を先に確認しておきましょう。
条件1:複式簿記で記帳していること
1つ目の条件は複式簿記での記帳です。freee会計で取引登録をしていれば、ユーザーが意識しなくても自動的に複式簿記の帳簿ができあがります。
実際、freeeでは「売上があった」「経費を払った」と登録するだけで、裏側で借方・貸方の仕訳が作られます。ライターがよく使う売掛金・普通預金・事業主貸なども自動で振り分けられるので、複式簿記の知識はほぼ不要です。
条件2:損益計算書と貸借対照表を添付すること
2つ目は損益計算書(P/L)と貸借対照表(B/S)の添付です。freeeは申告書類の作成時に、青色申告決算書としてこの2つを自動で作ってくれます。
注意点は、期首残高(1月1日時点の現金・預金・売掛金など)をきちんと入力しておくこと。ここが抜けていると貸借対照表が合わず、65万円控除が取れないケースもあります。freeeの「口座」メニューで期首残高を登録しておきましょう。
条件3:e-Taxでの電子申告(または電子帳簿保存)
3つ目がe-Taxでの電子申告、または電子帳簿保存です。紙で税務署に提出すると55万円控除までしか取れないので、10万円の差は大きいですよね。
freeeはマイナポータル連携でスマホからも電子申告できます。マイナンバーカードとスマホ(またはICカードリーダー+PC)を用意しておけば、提出までワンストップです。e-Taxの利用者識別番号をまだ持っていない人は、先に取得しておくとスムーズです。
freeeで確定申告書類を作る手順【画面の流れ】
取引登録が済んだら、いよいよ申告書の作成です。freeeのメニュー「確定申告」から「確定申告書類の作成」に進みましょう。
ステップ1:基本情報を入力する
最初のステップは基本情報の入力です。氏名・住所・マイナンバー・提出先税務署などを登録します。開業freeeで事業開始を届け出ている人は、ここがほとんど自動で埋まります。
所要時間は5〜10分ほど。一度入力すれば次年度以降は引き継がれるので、初回だけていねいに埋めれば大丈夫です。マイナンバーは間違いがないよう、カードや通知書を見ながら入力してください。
ステップ2:収支(売上・経費)を確認する
次に1年分の収支を確認します。freeeが取引データから自動で売上・経費を集計してくれるので、金額に違和感がないかチェックする工程です。
たとえば「売上高」が前年と比べて極端にズレていないか、主要な経費(通信費・消耗品費・接待交際費など)の合計が感覚と合っているかを見ます。ズレがある場合は、取引登録の漏れや重複がないか戻って確認しましょう。
ステップ3:控除を入力する
所得控除の入力は節税のカギです。社会保険料・生命保険料・小規模企業共済・iDeCo・医療費・寄附金(ふるさと納税)などを漏れなく入力しましょう。
freeeは各控除の入力画面で「必要な書類」や「金額の書き写し方」を案内してくれます。控除証明書が郵送またはマイナポータルに届いているはずなので、手元に集めてから一気に入力するとスムーズです。
ステップ4:確認してe-Tax送信
最後に申告書の内容を確認してe-Tax送信します。freeeが自動で計算した税額や還付額を確認し、問題なければマイナンバーカードで署名して送信完了です。
スマホでの送信なら、マイナポータルアプリを使ってカードを読み取るだけ。PC+ICカードリーダーよりも圧倒的にラクなので、迷ったらスマホ送信を選んでください。送信後は受信通知がメールで届きます。
ライターが迷いやすい経費の入力例
ライターの経費は業種特有のものが多く、勘定科目で迷いやすいです。よく使うパターンをまとめておきます。
書籍・資料代・取材費
記事執筆のために買った書籍や雑誌は「新聞図書費」または「研修費」で計上します。freeeでは取引登録の勘定科目プルダウンから選ぶだけでOKです。
取材で現地に行った交通費・宿泊費は「旅費交通費」、取材先でのカフェ代や食事代は「取材費」または「会議費」でも構いません。ルールは「記事に関係があるか」で判断すると迷いにくいです。
通信費・サブスク代
Wi-Fi代・スマホ代は「通信費」、ChatGPT・Canva・サーバー代などは「支払手数料」か「通信費」で処理するのが一般的です。
自宅兼作業場なら、通信費は家事按分が必要です。仕事で使う割合(たとえば50%)を掛けた金額だけを経費にします。freeeでは取引登録時に按分率を設定すれば自動で計算してくれます。
カフェ代・会議費
仕事で使ったカフェ代は「会議費」で計上します。1人で作業したときも、打ち合わせで利用したときも、仕事目的なら計上可能です。
ただし領収書やレシートに「何のための支出か」を一言メモしておくのがおすすめ。freeeはレシート画像を添付する機能があるので、写真を撮って紐づけておけば証拠書類がまとまります。詳しくはライターのカフェ代を正しく経費にする方法も参考にしてください。
事前に準備しておくべきもの
申告直前に慌てないために、早めに用意しておきたいものをまとめます。
- マイナンバーカード(e-Tax用、未取得なら早めに申請)
- 青色申告承認申請書(開業から2か月以内または申告年の3月15日までに提出)
- 各種控除証明書(国保・年金・生命保険・iDeCoなど)
- 源泉徴収票(会社員兼業の場合)
- freee会計スタンダード以上の契約(インボイス登録者は消費税申告も必要)
特に青色申告承認申請書の提出期限は忘れがちです。2026年分で65万円控除を取りたいなら、2026年3月16日までに提出しておく必要があります。
よくある質問(FAQ)
Q. 開業届を出していなくてもfreeeで青色申告できますか?
青色申告承認申請書を提出していれば可能です。開業届と青色申告承認申請書は別の書類ですが、セットで出すのが一般的です。freee開業を使えば両方まとめて作成・提出できます。
Q. スマホだけで申告まで完結できますか?
はい、完結できます。マイナンバーカードとスマホ(マイナポータルアプリ対応機種)があれば、PCなしで電子申告まで可能です。取引登録もfreeeアプリでできるので、スマホ1台で青色申告を完了させるライターも増えています。
Q. 副業ライターでも65万円控除は取れますか?
事業所得として申告できる規模なら取れます。目安は年間収入が数十万円以上・継続的・独立性があること。雑所得扱いだと青色申告できないので、副業ライターの所得区分を事前に確認しておきましょう。
Q. freeeで作った申告書を税務署に持参することもできますか?
可能ですが、65万円控除は取れず55万円になります。紙提出は控除額で10万円損するので、特別な事情がない限りe-Tax提出がおすすめです。どうしても不安な年だけ持参、慣れたらe-Taxという流れでも構いません。
まとめ:freeeで青色申告、最初の一歩を踏み出そう
freeeの青色申告は、事前準備さえ整えれば画面の案内通りで完成するのが最大の強みです。簿記が分からなくても、ライターの経費でも、freeeがあれば確定申告で迷う時間がぐっと減ります。
- 全体の流れは5ステップ(準備→登録→ウィザード→e-Tax→納税)
- 65万円控除には複式簿記・B/S添付・e-Taxの3条件が必須
- スマホ1台で取引登録から電子申告までOK
まだfreee会計に申し込んでいない人は、freee会計とは?でプラン・料金を確認してから30日間の無料トライアルで試してみてください。迷っているうちに確定申告シーズンが近づいてしまうので、早めの一歩が安心につながります。



今年の青色申告が、あなたにとって一番ラクな申告になりますように。
\ 簿記がわからなくてもOK!/
コメント